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本記事は広告リンクを直接掲載していません。公的統計から年収相当額を試算し、転職や学習の成果を保証しません。情報確認日: 2026-08-28
結論: 「エンジニアの平均年収」を一つの数字で見ると判断を誤ります。令和7年調査のソフトウェア作成者では、20代前半と後半、30代前半と後半で参考値が分かれます。
- 20代は345.1万円〜445.7万円
- 30代は515.4万円〜591.2万円
- 40代は634.5万円〜680.5万円
- 50代は674.4万円〜677.4万円
この幅は「所定内給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で作った年収相当額です。残業代などを含む実際の年収そのものではありません。
エンジニア平均年収の結論を先に確認する
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、企業規模10人以上、男女計、産業計の「ソフトウェア作成者」について、年齢階級別の所定内給与額と年間賞与が公開されています。この記事では経験年数計の列だけを使います。
全体の年収相当額は537.7万円ですが、20代前半から50代後半までを一つにまとめた値です。自分の現在地を見るときは、まず五歳刻みの行へ合わせてください。
年代別比較表: ソフトウェア作成者の年収相当額
| 年齢階級 | 所定内給与額・月 | 年間賞与等 | 年収相当額の試算 |
|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 257.7千円 | 358.8千円 | 345.1万円 |
| 25〜29歳 | 299.6千円 | 861.9千円 | 445.7万円 |
| 30〜34歳 | 347.7千円 | 981.2千円 | 515.4万円 |
| 35〜39歳 | 391.2千円 | 1,217.9千円 | 591.2万円 |
| 40〜44歳 | 407.1千円 | 1,459.3千円 | 634.5万円 |
| 45〜49歳 | 433.0千円 | 1,608.9千円 | 680.5万円 |
| 50〜54歳 | 436.9千円 | 1,531.3千円 | 677.4万円 |
| 55〜59歳 | 426.8千円 | 1,622.6千円 | 674.4万円 |
出典: e-Stat 令和7年賃金構造基本統計調査・職種第10表。計算は各行の「所定内給与額×12+年間賞与その他特別給与額」を千円から万円へ換算し、小数第1位へ丸めています。
この数字を実際の年収と同じにしない
年収相当額は比較用の試算です。
- 所定内給与額は、時間外・深夜・休日などの超過労働給与を除きます。
- 賞与は前年1月から12月までの年間額を原則として調査しています。
- 対象は企業規模10人以上の一般労働者で、フリーランスや全事業所を表す値ではありません。
- 職種区分はソフトウェア作成者であり、すべての「エンジニア」を一括した統計ではありません。
調査範囲は厚生労働省 調査の概要、給与項目は厚生労働省 主な用語の定義、対象者と注意点は厚生労働省 利用上の注意で確認できます。
読者の現在地を四つに分ける
| 現在地 | 先に比べるもの | 次の一手 |
|---|---|---|
| 同年代との差を知りたい | 同じ五歳階級 | 月給・賞与・残業代を分ける |
| 社内評価に迷う | 職務と責任範囲 | 評価制度と昇給条件を確認する |
| 転職を検討中 | 同職種・同地域の求人 | 求人票を3件並べる |
| 未経験から検討中 | 応募要件と初年度条件 | 平均ではなく入口の条件を見る |
20代は前半と後半を分けて見る
20〜24歳の参考値は345.1万円、25〜29歳は445.7万円です。同じ20代でも差があるため、「20代平均」だけで自分の給与を高い・低いと決められません。
経験年数、担当工程、開発対象、勤務地、企業規模を求人票と揃えます。未経験から入った人と新卒から実務を積んだ人を、年齢だけで一緒にしないことが重要です。
30代は役割と経験年数を分けて見る
30〜34歳の参考値は515.4万円、35〜39歳は591.2万円です。管理職かどうかだけでなく、要件定義、設計、実装、運用のどこを担当し、どの範囲を説明できるかを整理します。
平均より低いだけで転職を決めないでください。労働時間、勤務地、働き方、賞与の変動、福利厚生まで含めると、手取りや生活への影響は変わります。
40代・50代は同じ職種名の中身を確認する
40〜44歳は634.5万円、45〜49歳は680.5万円、50〜54歳は677.4万円、55〜59歳は674.4万円です。平均値が年齢だけで一方向に増え続けるわけではありません。
同じソフトウェア作成者でも、担当領域、責任、企業規模、経験年数が異なります。年齢を理由に結論を出さず、自分の職務に近い求人の仕事内容と提示範囲を確認します。
比較表: 年収相場を確認する三つのデータ
| データ | 分かること | 限界 |
|---|---|---|
| 公的統計 | 同じ定義で集計した平均 | 自分の会社や職務そのものではない |
| 求人票 | 現在募集している条件 | 提示幅が広く、採用時の金額とは限らない |
| 社内資料 | 等級・昇給・賞与の条件 | 他社市場との比較は別途必要 |
判断チェックリスト
- 自分と同じ五歳階級を見た
- 職種を「ソフトウェア作成者」と比べてよいか確認した
- 月給、賞与、残業代を分けた
- 勤務地、企業規模、経験年数を揃えた
- 同じ職務の求人票を3件保存した
- 給与以外の労働時間と福利厚生も比較した
次の行動: 平均から転職判断へ飛ばない
- 給与明細と賞与明細から直近12か月の総支給を出す
- 担当工程、経験年数、勤務地、企業規模を書く
- 条件が近い求人票を3件選び、提示範囲と応募要件を並べる
- 差が説明できない場合だけ、IT転職サービスの比較へ進む
この記事の役割は相場の理解までです。サービス選びでは、対象年齢、経験要件、求人領域、支援内容を同じ表へ揃えてください。
運営者の立場と限界
運営者には転職経験が4回あり、職務経歴書作成や面接対策の経験はありますが、エンジニア転職の経験はありません。そのため、技術職としての体験談を作らず、公的統計の定義と比較手順に範囲を限定しています。
個別の適正年収や転職後の給与は、職歴、求人、企業の評価制度で変わります。この記事の平均値だけで入社、退職、学習費用を決めないでください。
よくある質問
20代エンジニアの平均年収はいくらですか?
令和7年調査のソフトウェア作成者では、所定内給与12か月分と年間賞与を足した参考値が20〜24歳で345.1万円、25〜29歳で445.7万円です。残業代などを含む実際の年収ではない点に注意してください。
平均より低ければすぐ転職すべきですか?
平均だけでは決めません。職種、経験年数、勤務地、企業規模、労働時間、賞与、福利厚生を揃え、同じ条件の求人票と比較してから判断してください。
未経験からでも年代別平均を目指せますか?
年代別平均には経験者が含まれます。未経験者の到達時期や年収を保証する数字ではないため、最初は応募可能な求人の条件と必要経験を確認してください。
年収相場を見るときは平均と中央値のどちらを使いますか?
どちらか一つで決めず、統計の対象者と算定方法を確認します。本記事は平均値から作った参考値なので、求人票の分布や自分と近い条件も併用してください。
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